目次
序文
はい。
手軽に持ち運べて省スペースにもなり、ファンの音も小さいし、最近はスペックも高く、デスクトップよりノートPCを使っている方が多いかと思います。
しかし、ノートPCの最大の弱点は、モニタの数が少ない(!)ことも一つ挙げられるのではないでしょうか。
幸い、HDMIポートは最近のノートPCには付いていますので、デュアルディスプレイも可能です。
ただ、ノートPC本体のモニタの方は、1366×768の解像度が多く、デュアルディスプレイの真価を発揮できていないケースもあるようです。
そこで!
今回は、ノートPCのUSB2端子をHDMI線の信号線端子に変えるディスプレイアダプターを紹介します。
USB3である必要はありません。USB2の速度で、十分なフルHDのHDMIポートになります。
それでは、行ってみましょう!
V.TOP HDMIディスプレイアダプター
AmazonでのV.TOP HDMIディスプレイアダプター
上図は、Amazonで販売されている、「V.TOP」の「USB-HDMI」ディスプレイアダプターです。
記載の通り、「4,899円」もしますね。
他社のディスプレイアダプターは「1,500円」程度です。
この価格差を埋めるものはあるのか?と思いますよね。
はい。
実際、「1,500円」程度のディスプレイアダプターは、ハードウェアとデバイスドライバというソフトウェアが不出来で、ほとんどの場合、USB2(あるいはUSB3)では、フルHDの画面がうまく映りません。
(自分も最初は「1,500円」のディスプレイアダプターを買ってしまって、後悔しました)
しかし、「V.TOP」ブランドの製品は優秀です。
USB3ではなく、より速度の低いUSB2端子にHDMIディスプレイアダプターを接続しても、フルHDモニタで何の遜色もなく映ります。
以下、写真を交えて解説します。
V.TOPのパッケージ
V.TOPのパッケージは、表と裏、上の写真のようになっています。
特に奇をてらっているわけでもなく、シンプルなパッケージです。
日本製ではないのは間違いないですね^^;
V.TOPのHDMIディスプレイアダプターをUSB2に接続してみる
ノートPCのUSB2の2ポートに、2つのV.TOPを接続
V.TOPのHDMIディスプレイアダプターを、2つのUSB2ポートに接続しています。
この時点で、トリプルモニタ構成です。(^^)
なお、念のため、USB2端子に直接接続しています。
端子部を拡大して撮ってみました。
太いケーブルが特徴ですね。
実際のデュアルモニタ構成の様子
デュアルモニタ構成が、うまく出来ています。
今回は、LGのフルHDモニタ2枚ですが、現在はLGの1枚をお古にして、27インチのAcerのモニタにしていますが、何の問題も出ていません。
信号電力しか出ないのが弱点
ただ、ひとつ弱点があります。
V.TOPのHDMIディスプレイアダプターは、信号電力しか流さないようで、通常のHDMIセレクタ経由ではうまく動かないようです。
そのため、上の写真のように、自分の環境では、「電力補償付きHDMIセレクター」を使用しています。
上図のように、HDMIセレクターを電源につなぐ方式のものでないといけません。
もちろん、これは、HDMIセレクターを使用する場合のみのことで、モニタのHDMI端子に直接接続する場合は、何の問題もなく、V.TOPのHDMI端子からケーブルを伸ばして直接接続すればOKです。
タスクマネジャーでのCPU(計算)とGPU(グラフィクス計算)の様子
2019/4/14追記:
タスクマネジャーでCPU(計算)とGPU(グラフィクス計算)の様子を見てみました。
V.TOPで追加したモニタ上で、YouTube動画を見てみて、CPUとGPUをどれだけ消費しているのかをチェックします。
ただ、必ずしもV.TOPを使用しているからCPUやGPUを消費しているのではなく、単にYouTubeを見ているからCPUやGPUが消費されている可能性もあります。
なお、使用したCPUは低消費電力版第6世代Corei5で、このCPUはGPUも兼ねています。
CPUが結構使われいるのに対し、GPUは、14%ほどですね。
動画のデコード(解読)方法はGPUの基本で、以前から省力化の対応が進んでいますから、GPUはそれほど消費していないようです。
逆に汎用計算を行っているCPUが消費されているようです。
YouTube視聴後は、CPU、GPUともにほぼ落ち着きました。
通常の画面では、V.TOPを接続していても、CPUやGPUは消費しないようですね。
まとめ
皆さん、お疲れ様でした。
ここまで読んで頂いて、誠にありがとうございました。
今日の学びを以下にまとめます。
- TOPのお値段は1個5,000円ほどと高価。
しかし、性能は良い。
他の1個1,500円程度の製品はうまく動作しない。 - USB2でもTOPのHDMIディスプレイアダプターは実用的に使用できる。
ただし、USB2端子にハブを使うのではなく、USB2端子に直接HDMIディスプレイアダプターを接続する必要がある。 - V.TOPのHDMIディスプレイアダプターは信号電力しか送らない。
そのため、電力補償のなHDMIセレクターではうまく動かない。
電力補償付き(電源に接続するタイプ)のHDMIセレクターを使う必要がある
低コストで済ませられれば、一番いいのですが、やはり良い製品はそれなりの価格がするものですね。
皆さんも、ご購入されるか、よく検討されてください。
なお、自分のUSB3端子は、電源付きHUB経由で1Gbpsの有線LANポートとして使用しています^^
これでノートパソコンのUSB端子は全部埋まりました。
それではー またー (^_^)/

KaBA@フリーランス修行中

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